【伐倒木を集材する作業】
「林内作業車で出せますか?もし難しい場合は別の方に頼むので現場を見てきてください」と言われ、ふたりで現場を見てなんとかなるのではないかと、「できます。なんとかやってみます」と答えた現場でした。
【想像以上の急斜面】
伐倒木が10本ほど重なりあって間隔をあけて10か所ほどありました。
林内作業車の位置、控え策の位置、倍力を組むための滑車の位置を自分たちで考えながら試行錯誤で何度も集材しましたが、効率がいいとは言えない状態でした。

”思った方向へ材が動かない。少し動いたと思ったら、作業道に使われている丸太敷きの丸太に引っかかる。掛けなおして、引いて、止まって、また掛けなおす。”


【一日に出せる材の限界】
朝から作業をして、作業道にだせたのは一日多くて5本くらい。
正直このペースでは厳しいと感じました。
実際にやってみると、「出せる」と「効率よく安全に出せる」は全く違うものでした。
木の重さ、ワイヤーの角度、滑車の位置。
ほんの少し条件が違うだけで、作業の難易度が大きく変わりました。
難しさを痛感してました。

【助けを求める】
”このまま自分たちで悩んでいても前に進めない”
そう思い、自伐林家さんへ相談し、助言をいただくことになりました。
「林内作業車で引き上げるのなら、最初から4mや3mで玉切りしてから出した方が楽だよ」
というアドバイスでした。
確かに、長いまま無理に引くよりも、短くした方が扱いやすい。
さらに、
「急斜面だから最後玉切りできない材をだすときに、根株や丸太敷きに引っかかるのなら、3mくらいの材を縦に2~3本はめ込んで、その上を転がすように集材すれば楽になるのではないか」
とも教えていただきました。

”どうやって抵抗を減らすか””林内作業車の向き””集材しやすいワイヤーの掛け方”
集材は機械の力だけではなく、工夫が大切なのだとあらためて感じました。
やはり経験者の方の言葉は、とても的確で勉強になることばかりでした。
【助言を受けてあらためて挑戦】
材が軽くなったことで動かしやすくなり、作業の速さも大きく変わったように感じます。
さらにワイヤーの掛けかたひとつで材の動きが変わることも実感し、工夫ひとつで、作業効率が大きく変わることが知ることができました。
山では、力だけではどうにもならない場面がたくさんあります。
危険なこともありますが、一つずつ経験を積み重ねて、少しずつ安全に効率よく作業できるように頑張っていきたいと思います。

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