目立てしているのになぜ切れない!?デプスゲージを研いで気づいた、道具を整える大切さ
地域おこし協力隊2年目。目立てはしているのに、なぜかスッと切れない。
研修先で改めて教わったデプスゲージの調整で、切れ味が驚くほど変わった!今回は、目立てを通して気づいた「道具を整える大切さ」について。

■目立てしているのになぜ切れない?
チェーンソーを使ったあとの目立て。
林業を始めたころに比べれば、丸ヤスリを使って刃を研ぐことにも少しずつ慣れてきました。
切れ味が悪くなってきたら、シャッ、シャッ、シャッ。
丸ヤスリで刃を研ぐ。
「よし、これで切れる!」
そう思って、いざ木を切ってみると
ん・・・?
思ったほどスッと入っていかない。
目立てしたのになんでだろう。
「目立てが下手なんだな」
「ヤスリの角度が悪いのかな」
切れない原因は、自分の目立ての技術にあると思ってました。
ある日、研修先でわたしの材を切っている姿を見て
「チェーンソー切れないね。デプスゲージ、しっかり研いでる?」
と聞かれました。
もちろん、デプスゲージを調整すること自体はこれまでの研修でも教わっています。
「はい、チェーンソーの刃がなくなりそうになった時に研いでます!」
と言ったところ。
「どのくらいの頻度で?」と聞かれて記憶をたどる。
・・・。2回くらい?
丸ヤスリでは何度も研いでいるのに、デプスゲージはほとんど触っていませんでした。
研修先では、「丸ヤスリで4回くらい目立てしたら、デプスゲージも確認してあげるといいよ」
と教えてもらいました。
え、そんなに!?これが正直な感想でした。

■さらに、「丸ヤスリも変えてみよう」
そして、もう一つ教えてもらったことがあります。
私はそれまで、4.8mmの丸ヤスリを使っていました。
ところが刃は、目立てを繰り返すたびに少しずつ小さくなっていきます。
「これは4.0mmの丸ヤスリを使った方がいいよ」
と教えてもらいました。
ここでもまた、「ヤスリって途中で変えるんだ!」と驚き。
今までの私は「このチェーンソーにはこのヤスリ」と覚えて、それをずっと使うものだと思っていました。
目立てって、ただ同じようにヤスリをかけ続ければいいわけじゃないのだと知りました。
「えっ!こんなに違う!?」
教えてもらったことを実際にやってみました。
刃の状態に合わせて丸ヤスリを使い、デプスゲージも平ヤスリで調整。
そして材にチェーンソーをいれてみると・・・
スーーーーーッ。
もう一度。
スーーーーーーッ。
全然違う。
力を押し込まなくても、チェーンソーが自分で仕事をしてくれるような感覚。
正直、ちょっと感動しました。
そして思いました。
私、今まで切れないチェーンソーで頑張っていたんだ。
■道具を整えることも、林業の技術
地域おこし協力隊2年目。
まだまだ木を伐る技術も、機械を扱う技術も身につけたい。
でもこれからは、
「もっと上手になりたい」だけではなく、
「今日のチェーンソーは、ちゃんと仕事ができる状態になっているか」
ということにも目を向けていきたいと思います。
刃を研ぐ。
デプスゲージを確認する。
刃の状態を見る。
技術を身につけることも大切だけど、道具の手入れも同じくらい大切なんだとあらためて実感しました。
まだまだ、「知ってるつもり」がでてきてしまいそうです。笑

